似て非なるものたち

皆様こんにちは♪

宗英でございます。

先日、60代のマダムとランチをしている時のこと。

「お寿司屋さんで飲んでるお茶ってあれ、何茶なの?」

と聞かれました。

「絶対ではありませんが、ほとんどが粉茶ですね。」

「え?抹茶なの?」

今度はワタクシが「え?」と驚く番でしたが

粉末のお茶=抹茶、と直結してしまう彼女ほどではなくても

粉茶≠粉末茶≠抹茶という図式がハッキリ分かる方もあまりいらっしゃらないのでは…?

これら3つ、実は似て非なるものたちなのです。

抹茶の原料は碾茶です

ここ↓ にも書きましたが、

http://ochatokasito.xsrv.jp/archives/201

抹茶の原料となる碾茶は

「覆い下栽培」で育てられたお茶の葉を

手摘みし(ハサミで刈ることもあります)

揉まないで乾燥させたもの、です。

この碾茶を「茶うす」でひいたものが抹茶です。

(粉砕機など機械でひかれたものは「加工用」「工業用」)

粉茶は「出物(でもの)」の一種です

次に粉茶ですが、

これは一般的に飲まれているお煎茶の製茶工程で

揉んだり乾燥させたりしている時に

お茶の葉がすれて砕けたり、芽の部分が残ったりしたものが

ふるいにかけられたり、風で飛ばされたり(風力選別機)して

分けられたものです。「出物(でもの)」と呼ばれ、

最初から「粉」状で取り分けられたもの。

新茶の時期などは本当に美味しいものが多く、

お寿司屋さんなどで出される「あがり」は

にごりのある綺麗な緑色のこのお茶が多い。

粉末茶は加工品です

粉末茶は、お煎茶として出来上がっているものを

ミルやグラインダーなどで「粉末状に加工」したものです。

好みのお煎茶を粉末状にしてティーバッグに入れて使うもよし。

そのまま溶かして飲めばゴミ(茶がら)も出ないし、

煎茶なので、粉末状になることにより

茶飯や茶そばなど、料理などにも使えて便利です。

インスタント緑茶

あと、旅館やホテルでたまに見かける「スティック状」のお茶。

あれは抽出したお茶を濃縮し、それを乾燥、粉末化させたものです。

みんな違って、みんないい

ワタクシはお茶が大好きで、抹茶のみならず

毎日毎日あれこれと違う種類のお茶に手を出しているので

ハッキリ違う、と「感覚」で理解していたつもりでしたが

今回たまたまマダムが勘違いしてくださったので?(笑)

改めて「違い」について考えてみました。

簡単にまとめると、

抹茶:覆い下栽培の碾茶を茶うすでひいたもの

粉茶:煎茶の製造過程で出るいわゆる「出物」

粉末茶:煎茶を粉砕機などでくだいたもの

ですね。

勉強になりました~(笑)

それではまた、ごきげんよう♪

 

最後までお読みいただき、有難うございました<(_ _)>